ワイン |
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ドイツ最高のブドウ畑はほとんどがブドウ栽培北限ぎりぎりの位置にあります。農耕には適さない痩せた土地が殆どで、ブドウの栽培が行われていなかったら森林または荒れた山地にしかなりようがありません。こんな条件で世界最高の白ワインができるとはとても思えませんが、そこから生み出されたワインには世界のどのワインも真似のできない性格が備わっているのです。 |
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ドイツワインの秘密は甘味と酸味の均衡にあります。両者の均整が取れていることで、ブドウのエキスと土壌のミネラル性を完璧に融合させることが可能になります。この二要素の絡み合いを通常Rasse(「気性の激しさ」「血気盛ん」の意)と呼んでいます。ドイツワインにこのような性格が備わっているのは、アルコール度が低いためそれほど『濃さ(Körper ケルパー)』がないかわりに舌の上での透明感が強いからです。ですからドイツワインの多くは素晴らしい香りの広がりをもったものになります。 ドイツは白ワインが主流でブドウの品種としては、リースリング、ミュラー・トゥルガウ、シルバーナーなどが中心です。赤ワインの生産が行われているのはバーデン、ヴュルテンベルク、アールなどです。 ドイツ産のワインは等級に分けられています。特に公式な認定を受けていないものは地ワイン(Landweinラントヴァイン/Ortsweinオルツヴァイン)またはテーブルワイン(Tafelweinターフェルヴァイン)と呼ばれて日常的飲み物として親しまれています。ドイツワイン法およびEU条例に従った公定等級には糖分の含有量などの基準により7つの等級が定められています。 ワインはその土地と人と時間が作り出す飲み物です。『知識』としてのワイン学のようなものに私はまったく興味ありませんが、実際にブドウを育て収穫し、ワインを造っている人たちを訪問して話を聞き、いろいろなワインを飲むことは素晴らしい体験です。これまでに私が訪れたことのあるワイン蔵を紹介します。 ドイツには13のワイン生産地区があります。主なものはライン川とその支流沿いの地区ですが、旧東ドイツ領のザーレ川、エルベ川にも生産地があります。 |
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ドイツ語通訳 ドイツ語翻訳 ドイツ国家検定通訳・翻訳士 井上英巳 |
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