ドイツの都市交通 |
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ドイツの都市にある地下鉄、バス、市電などは基本的にすべて公営で、乗車券も共通に使うことができます。 料金体系はゾーン制をとっており、初めての町だと、ゾーンの境界がわからず戸惑うことがあります。 ゾーン制の料金体系は最初は非常にわかりにくいので、ミュンヘンの例で説明します。他の都市はまたいろいろと違う部分がありますのであくまでも参考にしてください。 |
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改札もなく、乗車時に乗車券を提示する必要もありませんから、無賃乗車も簡単にできますが、定期的に私服の検札官がチェックしていますので、捕まると有無を言わせず一律の罰金(ミュンヘンでは40ユーロ)をとられます。 ミュンヘン市内交通ミュンヘン市内および近郊部にはSバーン・Uバーン・バス・路面電車による交通網があります。これらすべての交通手段がMVV(ミュンヘン交通および料金連合)にまとめられており、共通のチケットで利用することができます。 ミュンヘン市内中心部の路線図は →こちら 料金ゾーン
チケットは通常自動販売機で買い、乗車する際に青いスタンプ器(写真)で使用済スタンプを押します。(ドイツ語でEntwertenといいます)スタンプには乗車駅および時刻・日付が刻まれています。検札が回ってきた場合はこのスタンプのあるチケットを提示します。チケットを持っていても有効なスタンプのないものでは無賃乗車となります。
MVVの料金ゾーンは4つあります。一番内側のものが内部ゾーン(Innenraum)で、外側の3つのゾーンをまとめて外部ゾーン(Außenraum) と呼びます。
4つのゾーンをさらに細分化したリング(Ring)と呼ばれる区分は、定期券や特殊な乗車券の料金を決める際に適用されます。通常の一回乗車券(Einzelfahrkarte)や回数券(Streifenkarte)には4つのゾーン区分が適用されます。 ミュンヘン市内の観光地を回るには殆どの場合が内部ゾーンから出ることはありませんので、1ゾーン料金となります。 MVV全域図は →こちらをご覧ください 内部ゾーン図は →こちらをご覧ください 内部ゾーンにあるもの
外部ゾーンにあるもの
乗車券の種類 支払いは基本的に現金ですが、50ユーロ札以上の大きなお札は使えません。カードの挿入口があっても、ドイツのGeldkarteというカード用ですので、クレジットカードでは払えません。 ミュンヘン空港だけはMVVの自動販売機でもクレジットカードを受け付けてくれます。 普通一回乗車券 Einzelfahrkarte
乗車する前に(市電・バスでは車内で)左の写真の矢印の方向にチケットをスタンプ器に差し込んでスタンプを押します。 移動するゾーンの範囲に従って1から4ゾーン用の乗車券と短距離乗車券(Kurzstreckenkarte )があります。 短距離券の有効時間は1時間です。 短距離券は4駅までの移動に有効です。但し、S/Uバーンについては2駅まで。(例:Uバーン2駅とバスまたは市電2駅を合わせての4駅/バス・市電のみで4駅)
回数券 Streifenkarte
回数券は10枚つづりになっており、現在(2008年11月)の価格は11ユーロです。下の1番の部分から順に必要な枚数だけを折り曲げて、普通乗車券と同じようにスタンプを押します。一枚ごとに切り離すと無効になります。 1ゾーンにつき2枚必要です。(短距離は1枚)従ってミュンヘンの内部ゾーンを移動する場合は常に2枚使います。ミュンヘン中央駅から空港までは、4ゾーンなので2×4で8枚必要です。一枚あたりの値段は1.10ユーロですから、ゾーンごとの料金は以下のようになります。
上の写真の回数券は短距離を2回(1枚目および2枚目)と1ゾーンを4回(3・4番/5・6番/7・8番/9・10番)使った状態です。2枚使う場合には2回スタンプを押す必要はなく、8番を押すことでその下の7番も有効になります。 一日乗車券 Tageskarte一日に何回も市内を移動することがわかっているのであれば、一日乗車券がお得です。一人用のシングルデイチケット(Single-Tageskarte)と五人まで使えるパートナーデイチケット(Patner-Tageskarte)の二種類があり、それぞれ有効な範囲を内部ゾーンのみ、XXLゾーン、外部ゾーンのみ、全ゾーンの中から選ぶことができます。内部ゾーンについては、3日間有効チケットもあります。
切符の買い方
左写真の左右一番上ふたつのボタン(1から4の番号がついたオレンジ色のボタン)は、普通一回乗車券用のボタンで、番号はそれぞれゾーン数を意味しています。 左手3番目のKは短距離乗車券のことです。(Kurzstreckeの略) 右手3番目の青いボタンが回数券。(Streifenkarteと横に書いてあります) その下に左右それぞれ5つずつ黄色いボタンがあるのは、一日乗車券のボタンで、左手がシングル、右手がパートナー、上の表の順番と同じ順序で並んでいます。 ボタンを押すと料金が表示されますので、その料金を払うとチケットが印刷され取り出し口に出てきます。 ミュンヘンの場合は必ずチケットにスタンプを押す必要がありますので、切符を買ったからといってそれだけで安心してはいけません。 他の都市では回数券以外の切符を自動販売機で買うと、買った時点から自動的に有効になるところもよくあります。その場合はスタンプを押す必要はありませんが、切符をたとえば前日に買っておくことはできません。 |
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ドイツ語通訳 ドイツ語翻訳 ドイツ国家検定通訳・翻訳士 井上英巳 |
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