お気に入り表現

ドイツ語キーボード

 ドイツ語の言い回しで私が個人的に気に入っているもの、最近よく耳にするものなどをいくつか集めてみました。 面白い表現はたくさんありますが、ドイツ人の気質や土地柄が感じられる表現が私は好きです。面白い表現はたくさんありますが、ドイツ人の気質や土地柄が感じられる表現が私は好きです。面白い表現はたくさんありますが、ドイツ人の気質や土地柄が感じられる表現が私は好きです。

Sie hat nah am Wasser gebaut. 『彼女は涙もろい』 直訳すると「水辺に家を建てた」ですが、川岸に立つ家のように水に近い=すぐに泣く という意味になります。この表現も聞く度に川のほとりにある家を思い浮かべてしまいます。
Von wegen! 人が言ったことや自分が考えたことがまったく実際の状況と違ったときにいう言葉で『とんでもない!』みたいなニュアンス。その後に否定する内容をつけて Von wegen, perfekt! (完璧だなんて、とんでもない大嘘!)という使い方も多いです。がっかりしたときや、すっかり期待を裏切られたときにつぶやく台詞。
Er hat zwei linke Hände. 『あいつは両手がぎっちょなんだ(????)』
不器用な人のことをよくこういいます。直訳すれば「左手が二本ある」ですが、利き腕であるはずの「右手」が一本もないほど不器用ということです。
Aber hallo! 『しっかりして』『何をぼけてるんだよ』『当たり前だよ』『決まってるじゃないか』とでも訳しましょうか コンテクストによっていろんな意味になります。

ここ一年ほど(比較的)若年層で非常によく使われるようになりました。(様な気がします)相手が(それほど確信をもたずに、または疑問的に)言ったことに対して強く肯定するための言葉です。ドイツ語にしては珍しく比較的柔らかい響きの口語表現なので子供っぽく聞こえることもありますが私は愛嬌があるので気に入っています。

Man soll die Kirche im Dorf lassen. 直訳『教会は村においておくべき』

議論などが過熱してあまりに話がエスカレートしてしまいそうな時などに、『あまり極端になってはいけない』『本末転倒にならないように』というような意味合いで使われます。
私はこの表現を聞くとバイエルンのいなかの村のおじさんたちが興奮して教会を担いで村から出ようとしている姿が目に浮かんで非常におかしいです。村の飲み屋でビールを飲みながら議論に花を咲かせている民族衣装を着たビール腹も立派なおっさんたちが盛り上がりきってしまっている状況を実際に見たことがある方は、あれなら教会でも馬鹿力で担いでしまいかねない様子を想像できると思います。

Kleine Kinder kleine Sorgen, große Kinder große Sorgen. 直訳『小さな子には小さな心配事、大きな子には大きな心配事』

子供がまだ小さいうちは親の心配はどれも小さいですが、子が大きくなればなるほど、親の心配事は大きくなっていきます。
近頃の青少年が麻薬などで問題を起こしていることについてのコメントとしてよく耳にします。子供が大きくなればなるほどお金がかかるようになるという意味合いでもよく親がこぼすセリフです。
小さいときは天使のような子供達も、思春期になれば飲酒・麻薬の問題、車の免許の取得、バイクの運転、果ては妊娠まで親の心配事はつきません。

Nimm die (Deine) Pfote weg!

『手を出すな』(もう手を出している場合は『手を離せ!』)

決して良い言葉遣いとはいえない表現です。Pfoteは猫や犬などの足を指しており、本来ならHand(手)を言う言葉を使うところを動物の足を意味する言葉を蔑称として使います。
私が気に入っている理由は『猫が魚に手をかけているところをおこられている姿』が目に浮かぶという非常に勝手な想像によります。

   
 

ドイツ語通訳 ドイツ語翻訳 ドイツ国家検定通訳・翻訳士 井上英巳 Seit 29.6.01